【企画の経緯】
計画地は300年以上の歴史がある寺院の境内地です。老朽化した本堂の建替えを検討する中で、定期借地権を活用してコーポラティブハウスと合築するというアイディアに辿りつき、としまち研にコーディネート業務の相談があって、お手伝いすることとなりました。
【コンセプト】
国産無垢材や和紙など自然素材を基調とした、環境と健康に配慮した住宅とすること、100年の定期借地権を設定し、社会的ストックとなる建物を建設すること等をコンセプトとしています。
【建物の特徴】
鉄筋コンクリート造に、一部木造部分がある混構造です。また、外断熱の外壁には国産材の焼杉を用いた特徴的な外観をしています。屋上菜園や雨水利用タンクも設置しています。
【事業期間】
2009年4月~2011年12月
【概要】
- 所在地
- 文京区小石川
- 交通
- 東京メトロ後楽園駅
- 用途
- 住宅14戸、店舗1区画、寺院
- 構造
- 鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート木混構造
- 敷地面積
- 1010.60㎡
- 延床面積
- 1713.75㎡
- 住戸面積
- 46.80㎡~80.60㎡(賃貸住戸を除く)
- 共用施設
- 屋上菜園、雨水利用タンク、駐車場・駐輪場
- 総事業費
- 10.6億円