第316回一木会(3/3(木))開催のご案内【会場+オンライン】

2022年2月25日


第316回一木会【2022年3月3日(第一木曜)】のご案内

テーマ:「『マンション居住信託』について
     ~超高齢・長寿社会における高齢者のマンション居住・管理支援を考える~」

ゲスト:黒須 良次 氏(としまち研会員・(一社)民事信託推進センターメンバー)

主な内容:
 高経年マンション等に居住する区分所有者の高齢化・長寿化は、人口・居住構造的にみると、今後も長期に及ぶ見通しです。それに伴って、個々の専有部分(住戸)と共用部分の管理の困難化、管理組合の機能不全、老後の住生活の質の低下や資産価値の毀損など、さまざまな問題が懸念されています。この問題は、個々の区分所有者と管理組合の双方の問題として対応することが必要です。
 今回は、(一社)民事信託推進センターの「マンション支援信託推進委員会」が提案する民事信託(家族信託)を活用した高齢者のマンション居住・管理の包括的な支援方法についてご紹介してもらいます。
 ※当日の資料
  ○マンション支援信託推進委員会の概要
   https://www.civiltrust.com/mansion/index.html#m4
  ○「マンション居住者支援信託のご案内」パンフレット(試作版)
   https://www.civiltrust.com/mansion/pamphlet.pdf

プロフィール
 1952年東京都中野区生まれ。みずほ銀行の研究機関:都市未来総合研究所にて住宅供給方式、住宅市場・不動産投資市場及び国・地方公共団宅等のマンション関係の調査・研究に従事。東京都区部のマンション実態調査やフィールドワークに基づき、共同住宅の共用部分(共用廊下等)に係る容積率の不算入などの施策を提案。
 現在、としまち研会員、(一社)民事信託推進センター「マンション支援信託推進委員会」委員。2016年東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻(都市持続再生学コース)終了後、まちづくりやマンション管理・再生における信託の活用について事例研究等に携わっている。

 前回は、中島明子さん(和洋女子大学名誉教授・NPO法人すみださわやかネット理事長・新建代表幹事)の「コロナ禍による居住の危機と居住支援・居住政策の課題~誰もが人間らしく住むために~」という深刻なお話でした。
 さて、今回は、超高齢社会のなかでのマンションの維持・管理が困難になった場合の支援方法としてのマンション管理について民事信託を活用しようというお話です。タイムリーな取り組みと思われます。
 下記により実施します。新型コロナ禍のため、今回も会場参加は先着10名までとなりますが、神田までお出かけ、またはオンライン(zoom)で参加をお願いします。お手数ですが、前日までにお申込みをお願いいたします。

■ 日 時  2022年3月3日(木)午後6時30分~8時30分
      ※一木会は、原則として毎月第一木曜日です。
■ 会 場  東京都千代田区神田東松下町33番地 COMS HOUSE2階会議室
■ 参加方法
 1)会場にお越しの方
  新型コロナウィルス感染症の拡大防止を考慮し、10名以内に限らせていただきます。
  感染予防対策にご協力をお願いいたします。
 2)インターネットでご参加の方
  「zoomミーティング」を使用します。お申込受付後にURL等をご案内いたします。
■ 申込み  3月2日(水)までに、としまち研事務局へ
 お名前、ご所属、ご希望の参加方法、ご連絡先(メールアドレス等)を
 お申込みくださいますようお願いいたします。
■ 参加費  500円(懇親会はありません)
 ※オンラインでご参加の場合の集金方法は、お申込み受付後に参加方法と合わせて
 ご案内いたします。

第316回一木会のご案内

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