東松島市「あおい地区のまちづくりの記録」を出版

2017年10月2日

 あおい地区では、9 月16 日(土)に敬老会、そして自主防犯パトロール隊である「さくら隊」の発足式が行われました。さくら隊発足式の記念写真には、見慣れた顔が並んでいました。定期的に巡回し、防犯のためはもちろん、一人暮らしの高齢者への声掛けなども行われます。

 さて、あおい地区が着々と普通のまち・・・いや、普通以上のまちになってくるなかで、としまち研災害復興支援委員会(東日本大震災復興支援委員会を改称)では、やっと「『日本一住みやすいまち』をめざして~東日本大震災からの復興~」という“あおい地区の新しいまちづくりの記録”を出版することができました。

 三浦史郎出版委員長のもと1 年数か月に渡る原稿執筆・取材・寄稿、関事務局長が編集を完了し、9 月25 日に500 冊の本が届きました。

 としまち研は、東日本大震災発生から9 か月後の2011年11月~ 12月に、東松島市当局の要請に基づき、被災地視察・調査、市当局との協議、提案などを経て、2012年1月5日付で「東松島市復興業務支援に関する協定書」を締結しました。

 東松島市は沿岸部の各地区で大きな被害を受け、何地区も災害危険区域に指定され、海岸から遠い地域や山の上などに集団移転をすることになり、としまち研はその移転先のひとつである東矢本駅北地区(後に「あおい1~ 3丁目」)での新しいまちづくりのお手伝いをしました。

 新しいまちづくりは、いわば「コーポラティブ方式による日本一住みやすいまち」づくりを被災者=住む人主体で行ってきた記録です。

 お求めの際は、恐縮ですが、出版協力費として2,000 円をいただきます。是非、お読みいただきたくご紹介します。

(としまち研理事長 杉山 昇)


こちらでご紹介してい書籍「東松島市『あおい地区のまちづくりの記録』」をご希望の方は以下のPDFファイルを印刷しFAXなどで送信していただくか、としまち研事務局までメールにてご連絡ください

>>東松島市『あおい地区のまちづくりの記録』お申込書

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