大きな時代の変化に対応する為の勉強会を始めます。

2017年6月1日

 さる5月7日に行われた、八木澤壯一先生たちが始めた日本葬送文化学会の30周年シンポジウム「終活ブームのつぎを本音で考える」に参加し、「大きな変化の時代」であることを一層感じましたので、改めて以下に述べさせていただきます。
 日本葬送文化学会の長江曜子会長のお話の中に、現代社会は「少子、超高齢、多死、単身社会」であるというお話があり、具体的なデータも示されました。

【少子】2014年の合計特殊出生率は1.42、人口が長期的に増減しない出生水準は2.01。
【超高齢】2015年の平均寿命で、女:87.05 歳・男:80.79 歳。
【多死】死亡者数は90年代で年間80 万人、現在130 万人、2030 年の推計は年間230 万人。
【単身社会】50歳まで未婚の人は、2015年で男:23%、女:14%であり、単身世帯は26.3%。

 このような現実は実質的な人口減につながり、かつ、社会不安につながります。現代社会としっかり向き合う為にも、まずは勉強会を始めたいと考えています。
 第1回目は、住まい等のハード面ではなく、「超高齢化に伴う成年後見制度と相続制度について」というソフト面のテーマとし、司法書士法人大城節子事務所にお願いをしてあります。日程が決まり次第、改めてご案内いたします。

 なお、勉強会の次回のテーマは参加者で話し合い、一連の勉強会の結論は、「なるほど…そうだったか」ではなく、具体的な対策をまとめて社会に提案することを目標にします。
 是非ご一緒に勉強しましょう。

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