第245回一木会【2016年1月7日（第一木曜日）】のご案内

テーマ：「横丁からふたたび、あたらしい「マチ」をつくる
　　　　　～被災地での共同再建プロジェクト「COMICHI石巻」～」
ゲスト：野田明宏氏（ＬＬＣ住まい・まちづくりデザインワークス代表）

主な内容：
　3.11東日本大震災により全壊判定を受けた居住者含む４名の権利者による再建プロジェクト。石巻発展の中心であった旧川湊近くの横丁沿道において、まちなか再生のモデルとなる住商複合の小規模共同化を実施。
　街並みを演出する外観デザインだけでなく、鉄骨・木造の混構造により建物重量を軽くし、スマートで費用対効果の高い建築計画。豊かな共用部とそれを運営するためのスキームの構築を合わせて行い、協議段階から周辺住民や多様な団体を巻き込むことで、地域に愛され持続的に使い続けられていく建物を目指している。

プロフィール：
　2006年早稲田大学大学院修了後、象地域設計を経て、2013年よりLLC住まい・まちづくりデザインワークスへ共同代表として参加。地域防災や団地・商店街再生等のまちづくり支援業務から、さまざまな人の協同による共同建替えやコーポラティブハウス等の企画・コーディネート業務、建物に新たな価値を付加するリノベーションやコンバージョンを含めた住宅・施設の設計監理業務に従事。
　一級建築士[東京建築士会まちづくり委員会所属]、防災士。

　さて、前回は、毎年恒例で今年は14回目となる落語会が行われました。前半は、お馴染みになってきた三遊亭粋歌さんの「代脈」と踊り、後半は、古今亭駿菊師匠の「芝浜」。この「芝浜」は、一木会では2回目ですが、演者の体調、気構えによって、伝わり方が違うものがあると改めて感じました。
　今回は、LLC住まい・まちづくりデザインワークスの野田明宏氏による東日本大震災で大きな被害を受けた石巻市の中心部での震災復興の共同建替えの取り組みの報告です。
　下記により実施しますので、ご家族お知り合いお誘い合わせのうえ、お出かけください。

記

■　日　時　平成28年1月7日（第一木曜日）午後6時30分～
　　　　　　※　一木会は、原則として、毎月第一木曜日に行っています。
■　場　所　千代田区神田東松下町33 COMS HOUSE2階会議室
　　　　　　お問い合わせ・連絡は、電話5207-6277
■　参加費　1,000円