第259回一木会【2017年3月2日(木)】のご案内
テーマ:デジタル革命で強化される「顧客体験」
~いまメーカーや小売業がデジタルでやろうとしていること~
ゲスト:細谷竜一氏(一橋大学商学研究科 博士後期課程1年)
主な内容:
マスマーケティング一辺倒の時代が終わり、顧客一人一人に合わせたメッセージを発信するone-to-oneマーケティングが拡大しています。
メーカーは製品にセンサーと通信チップを埋め込み使用状況を把握すること で、顧客とダイレクトにつながろうとしています。小売業は店舗、Web、スマートフォン など複数の顧客接点を結ぶオムニチャンネル化を進めています。
つまり、デジタル技術の普及とともに「モノからコトへ」が現実化し、ブランドは単に優れた製品やサービスを提供するだけでなく、卓越した「顧客体験」をもたらすことで初めて競争に勝てるようになるのです。今回のセッションでは、デジタル革命がもたらす変化を俯瞰しながら、我々一人一人がこれにどう向き合うべきかについて一緒に考えていきたいと思います。
プロフィール:
テンプル大学、イリノイ大学大学院でコンピュータ科学を学んだのち、(株)東芝、東軟集団有限公司(中国)、(株)オージス総研でITの研究開発やプロジェクト管理等に従事。現在は一橋大学商学研究科にて経営学及びマーケティング視点での企業のIT活用戦略を研究中。
前回は、海老原義也さんと日高保さんに、神田須田町に現存する築89年の看板建築「海老原商店」を伝統工法により改修工事をし、築100年を過ぎても活用できるようにしたお話をしていただきました。そして、海老原商店を通してみた神田須田町界わいの変遷などについても貴重なお話をしていただきました。近く地元の皆さんにお披露目をする予定とのことです。
さて、今回は、神田のコーポラティブハウスにお住いのITの専門家:細谷竜一氏に「デジタル」のお話をわかりやすくしてくださるようにお願いしました。
下記により実施しますので、ぜひ、ご家族お知り合いお誘い合わせのうえ、お出かけください。
記
■ 日 時 平成29年3月2日(第一木曜日)午後6時30分~
※ 一木会は、原則として、毎月第一木曜日です。
■ 場 所 千代田区神田東松下町33 COMS HOUSE2階会議室
お問い合わせ・連絡は、電話5207-6277(としまち研)
■ 参加費 1,000円