大泉学園コーポラティブスクエア報告

2016年12月1日

昨年、宅地建物を共有されている姉妹・兄弟4名の要請を受け、大泉学園駅から徒歩約10分の大きな宅地を4分割して3区画を売却する企画を建てました。

今年のはじめから3区画の取得希望者の募集を開始しました。とてもよい立地なので、引き合いはあるのですが、「もう少し宅地面積が大きくならないか?」と応募された方からご相談があり、地権者の皆さんと協議して、要請を受け入れることになりました。そして、ほぼ同面積の区画と少し小さな区画を引き続き募集しましたが、その次に現れた取得希望者は更に面積を広くほしいとのことでしたので、地権者の皆さんと協議して、それを了承。当初計画の全4区画から全3区画に変更になりましたが、少し余裕のある戸建住宅3棟ができることになりました。

9月に雨ばかりで大変だった既存建物の解体工事(写真)がやっと終了し、9月下旬と10月下旬に土地売買契約の締結に至りました。新築される3棟の建築工事は11月に始まり、来年の3月~4月ころに入居の予定です。

3棟は宅地の境界線から外壁までを1m離す、境界には塀などは築造しない、などご近所付き合いのある開かれた住宅地になる予定です。

としまち研としては、戸建コーポラティブハウスは初めての取り組みですが、今後とも、コーポラティブ方式の考え方を取りこんだ「住まいとまちづくり」の分野で頑張っていこうと考えています。複雑な権利関係などの整理も、大槻税理士事務所、大城司法書士事務所、江東総合法律事務所など、としまち研の会員の皆さんの力を結集して可能となります。としまち研は、住まいとまちのことが取り組みの中心課題です。是非、いろいろな情報をお寄せくださいますようお願いします。 (としまち研理事長 杉山 昇)

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