第213回一木会(5/16開催)

2013年4月23日

第213回一木会【平成25年5月16日(第三木曜日)】のご案内

ゲスト:田原 幸夫 氏 ㈱ジェイアール東日本建築設計事務所 丸の内プロジェクト室長                           テーマ:「東京駅丸の内駅舎の保存・復原・活用~重要文化財を使い続けることの意味と課題~」

主な内容:東京駅丸の内駅舎は、2003年に重要文化財に指定された時点から、日本における重要文化財の保存活用の新たな時代を切り開くパイオニアとしての役割を期待されていました。西欧では駅舎を始めとする公共的建物は、都市のランドマークとして、長い年月にわたり大切に保存され使い続けられています。今後、日本でも都市における歴史的建物の現代的活用の重要性はますます大きくなると思われます。 昨年10月1日にグランド・オープンした丸の内駅舎のプロジェクトが、わが国の近代建築の保存と活用にどのように貢献できるのか、その可能性を考えてみたいと思います。

プロフィール:                                                       1949年 長野県生まれ                                                     1973年3月 京都大学工学部土木工学科卒業                                           1975年3月 京都大学工学部建築学科卒業                                             1875年4月 日本設計事務所(現・日本設計)入社                                        1983年9月 ベルギー政府のフェローとして渡欧                                          ルーヴァン・カトリック大学大学院・保存修復専門課程にてディプロマ取得                                ユネスコ世界遺産「グラン・ベギナージュ」の保存活用設計に携わる                                2003年11月より現職                                                      主な設計実績として、ワールドビジネスガーデン、富山赤十字病院、旧新橋停車場復元、立教大学本館保存活用、東京駅丸の内駅舎保存復原、など。

前回は、時事通信社の宗澤寛氏に「素顔の中国人」というテーマで、宗澤氏の3年に及ぶ中国滞在中の中国人との交流体験を率直にお話していただきました。これからもいろいろな問題があるものと思われますが、国と国というより、人と人とのお付き合いとして円満な将来関係を望みたいものです。 さて今回は、昨年10月1日にグランド・オープンした東京駅丸の内駅舎の保存・復原・活用のプロジェクトの設計に携わられた田原氏に、重要文化財を豊かに使い続けるという視点からお話をしていただくことになりました。田原氏は、今、いろいろな団体などでの講演要請が多くお忙しい中で、「一木会」でお話をしていただくことになりました。 下記により実施しますので、是非、お誘いあわせの上お出かけください。

■ 日 時 平成25年5月16日(第三木曜日)午後6時30分~

※ 一木会は、原則として、毎月第一木曜日に行っています。

■ 場 所 千代田区神田東松下町33 COMS HOUSE2階会議室

※ お問い合わせ・連絡は、電話5207-6277

■ 参加費 1,000円

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