あおい一丁目地区にブルーベリーの苗木の寄贈さる

2015年3月30日

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 としまち研会員の大塚憲さんのご尽力で、一般社団法人日本ブルーベリー協会から東松島市の集団移転先に既に住みはじめた「あおい一丁目地区自治会」にブルーベリーの苗木 130 本、アナベル(アジサイ)70 本、植え付け用のピートモス 1 トンが寄贈されました。大塚さんは福島第二原発内で東日本大震災に遭遇し、故郷を後にして横浜市に避難されました。福島県双葉町で農事組合法人フタバフルーツランド代表理事として活動されていて、特に「ブルーベリー」栽培については思い入れがあったことで今回のお話が実現することになりました。

 2 月 28 日(土)に、大塚さん自ら現地にて住民に穴掘りから土の混ぜ方、植え付け方の指導をしてくれ、3 月 1 日(日)はあいにくの雨でしたが、合羽などを着て、あおい地区まちづくり整備協議会(以下、「協議会」という。)役員の津田金一さん作成の竹の支柱を使い、ブルーベリーの植え付けを行いました。大塚さんのお話によると、ブルーベリーは、今年と来年は花を楽しみ、実を結ぶ前に花を落とすと 3 年目には実がしっかりと育ち、収穫が期待できるとのことでした。

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 としまち研は、約 2 年半にわたって協議会の事務局を担当してきましたが、この 3 月末をもって事務局業務を終了することになります。これまで多くのとしまち研会員が東松島に足を運び、東松島事務所の阿部久美子さん、青山秀明さんらとともに、様々な活動をしてきました。協議会は、3 月 25 日(水)の第 34 回役員会の終了後に、としまち研とのお別れ会をしてくださいました。
 名残りおしいですが、あおい地区の集団移転事業は既にスケジュールに乗り、50 名ほどの協議会役員・部会員の皆さんを中心に新しいまちづくりが進むものと思われます。今後は、機会があれば「ブルーベリーの生育状況の確認」という名目で訪問しようと思っています。

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