昨年 11 月に、あおい一丁目の災害公営住宅第Ⅰ期 47 世帯が入居しました。続いて今年 11 月には第Ⅱ期の集合住宅 77 戸の入居が予定されています。第Ⅲ期、第Ⅳ期の戸建住宅と二戸一住宅の引渡し・入居は、平成 28 年の前半になるものと想定されます。
個別に家を建てるゾーンの宅地区画の引き渡しは、あおい二丁目が 4 月、三丁目が 7 月、一丁目が 9 月と、それぞれ予定されており、既に建築会社を決めた人も多くいます。
4 月からは住宅の建築が集中することになりますが、順調にいけば、平成 28 年の前半には、大方の被災者の皆さんは仮設住宅や見做し仮設住宅での不自由な生活から脱出できるものと考えられます。あと 1 年と少し、被災からは 5 年余となります。
としまち研も、被災者の面談による意向調査、あおい地区まちづくり整備協議会の設立準備から協議会が行う土地利用計画の修正、災害公営住宅の計画修正、街並みルールの策定、被災者の希望を最大限尊重した宅地区画や災害公営住宅の位置の決定、研修やイベントの開催、自治組織計画の策定、あおい一丁目地区自治会の設立、居住予定世帯の顔合わせ会の実施、まちづくり通信の発行など、3 年余の間、災害復興のお手伝いをすることができました。3 年で一区切り、3 月まで頑張ります。