第315回一木会(2/3(木))開催のご案内【会場+オンライン】

2022年1月26日


第315回一木会【2022年2月3日(第一木曜)】のご案内

テーマ:「コロナ禍による居住の危機と居住支援・居住政策の課題
                       ~誰もが人間らしく住むために~」

ゲスト:中島明子氏(和洋女子大学名誉教授、
                NPOすみださわやかネット理事長、新建代表幹事)

主な内容:
 コロナ禍によって明らかになった課題の1つが「居住の危機」です。居住の危機はコロナ禍以前から、新自由主義による雇用・福祉・住宅政策等によって引き起こされ、コロナ禍により加速され、女性や若者まで拡大され、さらに深刻になろうとしています。
 こうした居住の危機は、超高齢社会・孤立孤独社会にあって、従来からのハードな住宅供給では限界があり、器としての住まいの確保にあわせて、住まいに困窮する人々の生活の質を向上させる様々な支援サービスと結合した「居住支援」が求められています。
 それを「居住支援政策」とするならば、日本の「住宅」政策を大きく転換させるものでもあり、改めて「住宅政策」とは何かを問うています。コロナ禍を契機に浮彫りになった居住の危機に対して。特に「居住支援」について考えてみたいと思います。

プロフィール
 1946年生まれ。日本女子大学家政学部住居学科卒業、京都大学工学研究科博士課程修了。1976年目白学園女子短期大学講師、1999年和洋女子短期大学教授、2017年3月退職。

 前回は、「YORIAI式まち活かし活動について」というテーマで、としまち研理事で建築設計者の田辺誠史さんにお話いただきました。スポーツを通じて知り合った仲間と一緒に、それぞれの専門性や経験をかけ合わせながら、参加する人が元気の出る温かい活動を実践されており、聞く側にも楽しさが伝わってくるお話でした。
 さて、今回は、中島先生にコロナ禍で明らかになった深刻な居住の危機と、居住支援や住宅政策の課題についてお話しいただきます。
 下記により実施します。新型コロナ禍のため、今回も会場参加は先着10名までとなりますが、神田までお出かけ、またはオンライン(zoom)で参加をお願いします。

■ 日 時  2022年2月3日(木)午後6時30分~8時30分
※一木会は、原則として毎月第一木曜日です。
■ 会 場  東京都千代田区神田東松下町33番地 COMS HOUSE2階会議室
■ 参加方法
1)会場にお越しの方
新型コロナウィルス感染症の拡大防止を考慮し、10名以内に限らせていただきます。
感染予防対策にご協力をお願いいたします。
2)インターネットでご参加の方
「zoom」を使用します。お申込受付後にURL等をご案内いたします。
■ 申込み  2月2日(水)までに、としまち研事務局へ
お名前、ご所属、ご希望の参加方法、ご連絡先(メールアドレス等)を
お申込みくださいますようお願いいたします。
■ 参加費  500円(懇親会はありません)
※オンラインでご参加の場合の集金方法は、お申込み受付後に参加方法と
合わせてご案内いたします。

第315回一木会のご案内

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