第313回一木会(12/2(木))開催のご案内【会場+オンライン】

2021年11月25日


第313回一木会【2021年12月2日(第一木曜)】のご案内

テーマ:「URによる団地再生実験『東綾瀬団地』
          ~反対運動から建替え、ルネッサンスⅡ・いろどりの杜へ~」

ゲスト:江国 智洋 氏(象地域設計)+ 高田 健司 氏(フージャースHD)

主な内容:
 足立区にある東綾瀬団地は1964年に竣工し、今年で57年目になるUR賃貸住宅である。竣工翌年に自治会ができ、様々な活発な活動を行ってきた。江国氏は建替え問題に揺れていた1997年に入居、URと自治会が取り組んだ建替えから再生へ、さらに実験的なルネッサンスⅡ、また象地域設計としても様々な内容をURに提案してきた。
 また、高田氏は東綾瀬団地のリノベーション棟改修提案に関わった千葉大・小林研にて博士課程修了後、デベロッパーであるフージャースでこのリノベーションコンペに当選。URからの委託で実担当者として、DIY+アウトドアコンセプトの“いろどりの杜”の企画・運営に関わる。そして現在、自らもいろどりの杜に住んでいる。
 これらの内容を通して、現在社会問題にもなっている郊外団地の再生問題の一考にしたい。

プロフィール
【江國智洋氏】
 (株)象地域設計 取締役。一級建築士。1969年愛知県岡崎市生まれ。1995年北海道大学大学院建築工学専攻修了。1995年象地域設計に入所、現在に至る。地権者主導の共同建替え事業、コーポラティブハウス事業のコーディネーターなどを務める。また東日本大震災では、石巻市、山田町での子どもセンター、福島県内5箇所の学童保育所の建設マネージメントに奔走した。人と人との関係デザインを織り込むコミュニティアーキテクトを標榜する。著書に、「人と縁をはぐくむまち育て」、「住宅白書07-08」、「社会派建築宣言」、「大家と居住者の共生ものがたり」、「住宅白書2017-19」、いずれも共著がある。
【高田健司氏】
 (株)フージャースホールディングス 管理本部人事部 課長代理博士(工学)。1989年福岡県博多市生まれ。コーポラティブハウスを主題とした学位論文により2017年千葉大学大学院建築・都市科学専攻博士後期課程修了(小林秀樹研究室)。2017年㈱フージャースホールディングス入社。収益不動産の仕入れ、再生事業を担う㈱フージャースアセットマネジメントに出向し、“いろどりの杜”を担当。2020年より㈱フージャースホールディングス管理本部人事部にて組織戦略策定に従事、現在に至る。

 前回は、登山大好きの川崎泰照氏のお話しでした。アラスカ、中国、スイスなどの4~5千メートルクラスの山に登るなどの実績を踏まえて、写真や地図を見ながら山の話をしてくれました。面白かったです。
 さて、今回は、築57年となるUR賃貸住宅の東綾瀬団地の再生について、江国さんと高田さんのお二人からそれぞれの取り組みをお話しいただきます。
 下記により実施します。新型コロナ禍のため、今回も会場参加は先着10名までとなりますが、神田までお出かけ、またはZoomで参加をお願いします。

■ 日 時  2021年12月2日(木)午後6時30分~8時30分
       ※一木会は、原則として毎月第一木曜日です。
■ 会 場  東京都千代田区神田東松下町33番地 COMS HOUSE2階会議室
■ 参加方法
1)会場にお越しの方
 新型コロナウィルス感染症の拡大防止を考慮し、10名以内に限らせていただきます。
 感染予防対策にご協力をお願いいたします。
2)インターネットでご参加の方
 「zoom」を使用します。お申込受付後にURL等をご案内いたします。
■ 申込み  12月1日(水)までに、としまち研事務局へ
 お名前、ご所属、ご希望の参加方法、ご連絡先(メールアドレス等)を
 お申込みくださいますようお願いいたします。
■ 参加費  500円(懇親会はありません)
 ※オンラインでご参加の場合の集金方法は、お申込み受付後に参加方法と
  合わせてご案内いたします。

第313回一木会のご案内

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