第300回一木会(11/5(木))開催のご案内【会場+オンライン】

2020年10月17日

としまち研設立20周年記念一木会
第300回一木会【2020年11月5日(木)】のご案内

テーマ:『所有者不明土地問題は本当に大問題か?~この10年を顧みて~』

ゲスト:山野目章夫氏(早稲田大学 大学院法務研究科教授)

主な内容:
 としまち研のこの10年の歩みを顧みて、さまざまな活動があったことはウェブサイトを眺めると明らかですが、なんといっても、10周年の記念行事の後、ほどなくして起こった東日本大震災に向き合った、ということは特筆されるべきではないでしょうか。ウェブサイトには、「東日本大震災の復興はどこまで進んでいるか~駆けある記~」(文、三浦/写真、杉山)という文書が掲げられており、読み応えがあります。
 この時、皆さんが訪ねた場所は、いわき→ 相馬→ 南三陸→ 気仙沼→ 女川→ 石巻 → 東松島→ 仙台、時期は2017年8月。私は、というと、すこし重なるところがあり、石巻→ 女川→ 大船渡→ 陸前高田→ 大槌→ 宮古、時期は2014年5月から数度に分けて。場所も時期も細かくは異なりますが、「駆けある記」を読み、そうそう、そうです、と感ずるところも、たくさんあります。
 都市住宅とまちづくりという観点から見ると、東日本大震災を一つの契機として問題提起がされた論点として演題のものがあります。11月の一木会は、これを皆さんと共に考えましょう。このようにして10年を顧みることは、これからの10年の準備となるにちがいありません。

プロフィール:
 民法学者。早稲田大学大学院法務研究科教授。新司法試験考査委員(民法)。
 福島県福島市出身。

 前回は、1988年よりデンマークで建築士として活動してこられた齋藤光代さんに「ポスト コロナの建築と住宅」というテーマでお話いただきました。シニアコーポラティブハウスも3棟取り組んだとのことで、としまち研の取り組みの参考にさせていただけそうです。
 さて、今回は、としまち研設立直前の2000年7月13日の一木会(公開勉強会)で講演していただき、かつ、2010年8月4日の「としまち研設立10周年記念イベント」(一木会としては第180回)で記念講演をしていただいた早稲田大学大学院法務研究科教授の山野目章夫先生にお話をお願いしました。
 以下により実施します。新型コロナ禍のため、今回も会場参加は先着10名までとなりますが、としまち研設立20周年記念ですので、神田までお出かけ、またはZoomで参加をお願いします。お手数ですが、前日までにお申込みをお願いいたします。

■ 日 時  2020年11月5日(木)午後6時30分~8時30分
       ※一木会は、原則として毎月第一木曜日です。

■ 会 場  千代田区神田東松下町33 COMS HOUSE2階会議室

■ 参加方法
1)会場にお越しの方
 新型コロナウィルス感染拡大防止を考慮し、10名以内に限らせていただきます。
 感染予防対策にご協力をお願いいたします。
 ※今回、山野目先生は別の場所からオンラインでお話いただく予定です。
  会場ではスクリーンでご視聴いただきます。

2)インターネットでご参加の方
 オンライン会議システム「ZOOM」を使用します。
 お申込み受付後にアクセス方法などをご案内いたします。

■ 申込み  11月4日(水)までに、としまち研事務局へ
 お名前、ご所属、ご希望の参加方法、ご連絡先(メールアドレス等)を
 お申込みくださいますようお願いいたします。

■ 参加費  1,000円
 ※今回の参加費の一部は、としまち研で宮城県東松島市あおい地区での復興支援の
  取り組みをまとめた記録冊子「『日本一住みやすいまち』をめざして」を東日本
  大震災や近年の自然災害で被災された自治体や図書館、復興に取り組まれている
  住民組織や支援団体等へ寄贈するための資金として活用させていただきます。
 ※インターネットでご参加の場合の集金方法につきましては、お申込み受付後に
  参加方法と合わせてご案内いたします。

第300回一木会のご案内

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