第292回一木会【2019年12月5日(木)】+忘年会のご案内
テーマ:「満州史跡スタディに参加して~大連・旅順・哈爾浜・長春・瀋陽・撫順を訪ねて」
ゲスト: 説田 仁子 氏(一級建築士)
主な内容:
今年3月25日から11日間にわたって、「戦後世界史市民ネット」事務局主催の満州史跡巡りに参加。
1990年に北京、西安に一般のツアーで訪問したが、その頃はまだ発展途上国でどことなく、のどかだったが、その後の中国のあっという間の経済発展で、日本はある部分では追い越された。
残念ながら、日本では現代史をほとんど学ぶ時間をとっていない。現在、韓国、中国では、子どもたちに現代史から教える。その現場にも立ち会うこともできた。中国から見た戦争とはどんな歴史だったのかを少しでも提供したい。隣国の歴史をお互いに理解しあい、未来につなげていきたい。
プロフィール:
愛媛出身、法政大学建築学科卒業、一級建築士
地域の東京保健生協の活動をしていて、毎年「戦争を語り継ぐ会」を開催し、戦争体験者の方々のお話を聞いている。
前回は、中国上海に拠点を置く設計事務所の梅澤豪太郎氏に作品を見せていただきながら、その取り組みをご紹介していただきました。日本の設計事務所の業務といろいろ違うので、大変驚きました。
さて、今回は、説田仁子氏に、なかなか学ぶ機会のない第二次世界大戦とは何だったのか、中国東北部=旧満州の史跡スタディに参加されての知見をご披露いただきます。また、終了後は引き続き、同じ会場で忘年会を行います。
下記により実施しますので、ぜひ、ご家族やお知り合いをお誘い合わせのうえお出かけください。
記
■ 日 時 令和元年12月5日(木)午後6時30分~
※一木会は、原則として、毎月第一木曜日です。
■ 場 所 千代田区神田東松下町33 COMS HOUSE2階会議室
お問い合わせ・連絡は、電話5207-6277(としまち研)
■ 参加費 1,000円(忘年会に参加してくださる方は+1,000円)