第290回一木会(10/3(木))を開催します

2019年9月20日

写真:気仙沼内湾の全景(提供:阿部俊彦さん)

 

第290回一木会【2019年10月3日(木)】のご案内

テーマ:「気仙沼市内湾地区の復興まちづくり」
ゲスト: 阿部俊彦氏(住まい・まちづくりデザインワークス共同代表)

主な内容:
 東日本大震災の被災地、宮城県気仙沼市の中心市街地の内湾地区では、行政による防潮堤の計画に対する市民の反対を契機にまちづくり協議会が設立され、多様な主体の共創により復興まちづくりが進められてきました。
 他の被災地と比べると長い時間がかかっていますが、「海とまちが一体化したウォーターフロントの景観」「買取型の災害公営住宅と地域コミュニティ拠点」「集約換地による海の見える道と集客施設」「文化財建造物の再生と町並み」など、個性豊かな小さなプロジェクトが連鎖的に展開し、その完成まであと一歩というところまで来ています。

プロフィール:
 住まい・まちづくりデザインワークス共同代表、早稲田大学・工学院大学 非常勤講師、早稲田大学都市・地域研究所 招聘研究員
 1977生まれ。早稲田大学大学院修了(佐藤滋研究室)、博士(工学)。現代計画研究所、ダン計画研究所を経て、住まい・まちづくりデザインワークスを設立。都市住宅学会長賞、これからの建築士賞など受賞。一級建築士、技術士(都市及び地方計画)。

 前回は、コープ協と共催で公開勉強会を行いました。中林由行さんに日本のコーポラティブハウスの歴史と、丁志映さんにフランス、アメリカ、韓国などのコーポラティブ法制に関する調査報告など、貴重なお話しをしていただきました。
 さて、今回は、気仙沼市の復興まちづくりについて、阿部俊彦さんに当初からコーディネーター・プランナー・設計者として関わってきた立場から、そのプロセスについてお話しをしていただきます。
 下記により実施しますので、ぜひ、ご家族やお知り合いをお誘い合わせのうえお出かけください。

■ 日 時  令和元年10月3日(木)午後6時30分~
       ※一木会は、原則として、毎月第一木曜日です。
■ 場 所  千代田区神田東松下町33 COMS HOUSE2階会議室
       お問い合わせ・連絡は、電話5207-6277(としまち研)
■ 参加費  1,000円

第290回一木会のご案内

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