去る11 月13 日(火)、渡辺政利氏、中島明子氏(和洋女子大学名誉教授)、三浦史郎氏、そして杉山の4 人で、東松島市あおい地区を訪問しました。
「あおい地区まちづくり整備協議会」時代に役員をされていた方などに声をかけて回りましたが、声をかけた方のなかに、「事務所で打ち合わせをしてから、見守り活動に行くの」という方がいらしたので、私たちも「あおい地区」事務所に行き、小野会長や事務局の皆さんから近況をお聞きしました。その際、ご一緒した中島明子氏からは様々な質問がされていましたが、小野会長が一つ一つ丁寧に答えてくださいました。
しばらくすると見守り隊の担当の方々が見えて、事務局と打ち合わせしてから出かけていきました。
見守り隊は総勢11名。午前の担当が2時間、午後の担当が2時間、それぞれ75歳以上の方の自宅を訪問して声をかけてまわり、最低でも月に1回は全員と顔を合わせるようにしているようです。
仮設住宅時代から見守り活動を行ってきた東松島市のサポートセンターも、引き続き災害公営住宅の方の見守りを行っていますが、いつまで継続されるかは分からないため、「あおい地区会」としては、東松島市に頼り切ることのないよう、「見守り隊」を始めとした独自の取り組みを行っています。 現時点では、東松島市からの補助による有償ボランティアという位置付けですが、今後「あおい地区会」に見守り活動を委託してもらえるように、活動しつつ要請を続けて行くとのことです。
津波でご家族を失った方々を始め、東日本大震災を生き抜いた皆さんの真摯な取り組みには、本当に頭の下がる思いでした。