公開勉強会(第257回一木会・1/12 第二木曜)を開催します

2016年12月13日

公開勉強会【1月12日(第257回一木会)】のご案内

テーマ:「エリアマネジメントによる共創型コミュニティの構想」
ゲスト:保井 美樹 氏(法政大学現代福祉学部教授)

主な内容
 2020年のオリンピック・パラリンピックを控え、東京では、各地で開発の槌音が響いています。地方に行きますと、施設の老朽化が顕在化し、それを建て替えるのか再編するのか、維持するのか壊すのかが課題になっています。いずれにせよ、これらは空間を構想し、整備する段階の話です。日本の人口は減っており、建物や公共施設というハコができれば地域が成長する時代ではありません。そのエリアならではの価値と目指す将来像を共有し、官民がともに実現する取り組みを、持続的に、自立的に行う仕組みが重要です。
 いかにして新たな開発や資源を既に街にあるストックといかに組み合わせて相乗効果をもたらすか、財政難が定常化する時代において、自助や地域・コミュニティでの共助の仕組みを構築するか。本講演では、そうした「エリアマネジメント」の考え方と実践方法を、内外の事例を踏まえてお話したいと思っています。

プロフィール
 早稲田大政治学士、NY大都市計画修士、工学博士(東京大学)。米Institute of Public Administration、世界銀行、東京市政調査会、東京大等を経て、2004年より法政大。専門は都市計画、地域政策で、特にエリアマネジメント、官民連携まちづくり、地域自治に関心を寄せる。研究の傍ら、各地でまちづくり団体の立ち上げや運営、公共施設の再編や官民連携による運営の支援を行う。2016年7月に設立された全国エリアマネジメントネットワーク副会長でもある。近著に『新版エリアマネジメント』(共著、学芸出版社、2015)、『新コモンズ論』(共編著、中央大学出版部、2016)等。

 前回は、年末恒例の落語会+忘年会でした。今年は、新顔で二つ目の林家なな子さんが前座で「紀州」を熱演、その後、今年からフリー?になった古今亭駿菊師匠の「天狗裁き」で、参加者のほとんどが“年に一度の落語”を楽しんでから師走のまちへ繰り出しました。
 さて、今回は、エリアマネジメントなどがご専門の保井美樹先生に、この時代の変化を踏まえた“自助や地域・コミュニティでの共助”の取り組み方などについてお話をいただきます。
 下記により実施しますので、ご家族お知り合いお誘い合わせのうえ、お出かけください。

■ 日 時  平成29年1月12日(第二木曜日)午後6時30分~
       ※一木会は、原則として、毎月第一木曜日に行っていますが、
        今回は第二木曜日です。
■ 場 所  ちよだプラットフォームスクウェア 504-506会議室
      (東京都千代田区神田錦町3-21)
       お問い合わせ・連絡は、電話5207-6277(としまち研)
■ 参加費  1,000円

*案内図と参加申込用紙は次のPDFファイルをダウンロードしてご覧ください。
公開勉強会「エリアマネジメントによる共創型コミュニティの構想」(20170112)のご案内

MENU

CLOSE