東矢本駅北地区の名称は「あおい」に!

2014年5月29日

 「おいらのまち」読者の皆さまには、お馴染みとなった東松島市:東矢本駅北地区は、名称選考委員会(総勢 20 名で、そのうち 5 名は中高校生)で「新しいまち」の名称案を募集し、当初 140 点の応募がありましたが、その後、決定する名称は“大字”となること、即ち、「東松島市○○○」という住所表記になることが明確になったため、追加募集を行い、プラス 153 点の応募がありました。
 名称選考委員会で 293 点のなかから 10 点に絞り、協議会員世帯と現在、同地区にお住いの世帯に、どの名称がよいかの「投票」をしてもらいました。その結果、368 票の投票がありましたが、投票結果は、第 1 位「あおい」、第 2 位「あゆみ野」、第 3 位「結町(ゆいまち)」となりました。
 その後、名称選考委員会で最終の決定方法について悩んだ末、出席委員 14 名による決選投票を行い、東矢本駅北地区の名称は、半数以上の票を獲得した「あおい」に決定しました。
 今後は、東松島市が震災前から進めていた「地区自治会制」のなかで、「あおい」地区の自治組織づくりをめざしていくことになります。

 移転先の田んぼにはだいぶ土が入り、西北の第Ⅰ期の災害公営住宅 47 戸は造成工事が終了し、建築工事がはじまっています。東矢本駅北地区改め、あおい地区まちづくり整備協議会の皆さんは、ときどき工事の進捗状況を確認しながら、現在、災害公営住宅の住戸位置決めの手続きに入っています。
 第Ⅰ期、第Ⅱ期、第Ⅲ期そして第Ⅳ期と完成・引渡し時期が違うため、どうしても早くできる第Ⅰ期に希望が集中する傾向があります。協議会は、そんななかでもできるだけご希望をうかがい、重複したら空いているところに変更希望を出してもらい、さらに重複するようであれば、話し合いをする。話し合いが平行線ならば抽選も止むを得ないという基本方針で進めています。

 仮設住宅などの仮住まいから一日も早く移転できるように、という願いとともに、新しいまちが老いも若きも明るく、安全・安心で、楽しく暮らせるまちになることを願って、としまち研は引き続きがんばります。

MENU

CLOSE